第15番 国分寺



2007年10月20日更新

第15番 国分寺 (こくぶんじ)
2007年10月18日巡礼
常楽寺から、国分寺へは距離はないものの、狭い道しかありません。
途中、荷物満載の軽トラとすれ違うときにはあわやぶつかるかと思いました。

さて第15番 阿波国分寺は聖武天皇の命によって建立された古刹。
さすがに本堂は大きく、堂々としています。
後に同じく聖武天皇の命によって建立された東大寺の大仏殿とどこか趣きも似ています。
現在の東大寺の大仏殿は江戸時代の再建ですが、平城京期の大仏殿の再現模型とどこか風情が似ているのです。
最も、切妻の部分が山門の方向を向いていて、見ている方向は異なるのですが・・・
今日は焼山寺という難関があったので、その残りの時間でどれだけの札所が廻れるかという事で、国分寺を訪れたのは夕刻16:30。
夕陽が山の端に懸かって本堂はシルエットになっていましたが、堂々としたその姿は、実に立派なものでした。
境内の東側には大きな礎石がありますが、これは更に古い本堂の址なのでしょうか。
説明書きを見落としたのが残念です。(後で調べたところ塔の礎石でした。)

    

左より 山門  鐘楼  塔の礎石より望む

奈良東大寺の大仏殿似の本堂


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